【やけどした時の対処法】やけどの分類から受診まで易しく解説!

【生活に役立つ】おススメ!

ちょっと目を離した隙に、子供が熱い物を触ってしまったり、熱い物をこぼしてしまったり、キャンプや花火など、火を扱う時にちょっと間違って火を浴びてしまいやけどをした経験はありませんか?

熱い飲み物や、ホットプレート、ロウソクや花火などを扱う時、特にお子さんには注意が必要です。

特に子供や女性は、ちょっとしたやけどでも、痕に残ってしまわないか心配になりますよね。

ここでは、やけどについて少しでも知って頂き、日々の生活に役立って頂ければ幸いです。

やけどとは!

皮膚になんらかの原因で高温が作用し、皮膚に起こる障害のことをさします。

熱い物を触ったり、高温の液体や固体が皮膚に一定時間触れてしまうと皮膚に障害が生じます。

熱い夏の直射日光での日焼けも、一定時間以上浴びると、やけどを起こしてしまいます。

やけどを起こすと深さや範囲によりますが、水分が失われたり、部位によっては呼吸するのも大変になるので、皮膚を治すだけではなく、全身の管理が必要となることもあります

やけどの分類!

やけどにはⅠ度Ⅱ度Ⅲ度の3段階に分類されます。

Ⅰ度は、皮膚の表皮と言われる皮膚の表面上の障害を指します。
主な症状は、赤くなったり熱くなったり痛みを伴います

Ⅱ度は、浅いものと深いものに分けられますが、いずれも皮膚の下にある真皮と呼ばれる所までやけどが達しているものを指します。
症状は、赤くなりみずぶくれができて、痛みを伴いますが感覚が少し鈍くなります

Ⅲ度は、真皮より下の皮下組織を言われる所にまで深く達しているものを指します。
症状は、色が白くなったり黒くなったりして、水ぶくれは無く痛みも伴いません

やけどした時の対処法!

やけどした時は直ちに流水で冷やしてやけどが深くなることを防ぎます

水に濡らしたタオルなどで一時的に冷やすのも一つの方法です。

水ぶくれは破ると感染を起こす可能性があるので、破れないように注意が必要です。

Ⅰ度のやけどは、軟膏などの治療により数日で改善します。

Ⅱ度のやけどは、治るまでに約10日から2週間以上かかり、Ⅲ度のやけどは1ヵ月以上かかります。

やけどの範囲!

ここからは少し専門的な話になりますが、やけどの範囲を簡単に調べる方法の一つとして手掌法と呼ばれる方法をご紹介します。

手掌法とは手の大きさを体表面積の1%と概算します。火傷した範囲が手の大きさと同じなら1%手が2つ分なら2%と表します。

医療者はその%でやけどの範囲を把握し、やけどの深さⅠ度からⅢ度を含め軽症なのか、中等症なのか、重症なのかを判断してます。

やけどの重症度!

ここからはちょっと医療用語が含まれてます。やけどを熱傷という言葉で示していきます

熱傷は範囲と深さで重症度が決まり、治療法も異なってきます。

医療における重症度の評価としてArtzの基準を指標にしていることもあります。

Artzの基準

重症熱傷:熱傷専門施設での入院加療を要するもの。

  • Ⅱ度熱傷で30%以上のもの
  • Ⅲ度熱傷で10%以上のもの
  • 顔面、手、足のⅢ度熱傷の合併
  • 気道熱傷の合併
  • 軟部組織の損傷や骨折の合併
  • 電撃傷

中等度熱傷:一般病院での入院加療を要するもの。

  • Ⅱ度熱傷で15~30%のもの。
  • Ⅲ度熱傷で10%未満のもの(顔面、手足は除く)。


軽症:外来通院で治療可能なもの。

  • Ⅱ度熱傷で15%未満のもの
  • Ⅲ度熱傷で2%未満のもの。

その他にも熱傷の重症度判断はありますが、内容が深くなってしまうため、ここではArtzの基準までにしておきます。

医療機関での治療はどんなことするの?

熱傷の程度により治療方法や塗り薬が異なります。

軽症の場合は塗り薬で対応となります。

熱傷が中等度や重症の場合は、状況に応じて点滴治療や全身管理などの様々な治療が必要となります。

顔や首の熱傷の場合は、気道熱傷を疑い、上気道の狭窄に注意が必要となります。
気道の狭窄を認めた場合は気管にチューブを入れて呼吸の管理を行います。

熱傷で失われた水分を点滴で補給したり、尿の管を入れて尿量を確認したり、全身状態を管理していきます。

熱傷の部位を洗浄し軟膏で処置したり、場合によっては皮膚を切除したり皮膚移植となります。

まとめ!

  • やけどは痕に残ったり、感染を起こす可能性もあり、医療機関で適切な治療を受けることをお勧めします!
  • やけどの範囲や深さ、部位などによって、治療内容が変わる!
  • 水ぶくれなどⅡ度熱傷以上になると、感染を起こすリスクが出てくる!
  • 顔や首をやけどした場合は、気道が狭窄し呼吸することが難しくなる可能性があるので、直ちに医療機関を受診する!

最後に!

熱傷についての詳細は熱傷診療ガイドライン熱傷のサイトなどをご参照下さい。

火災などで広範囲にやけどをした場合などは、全身管理が必要となる場合があります。

医療機関では、生命を救うために熟練した医療スタッフが対応していますので、ご安心ください。

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