子供って凄く元気ですよね。
ちょっと目を離した隙にソファーから落っこちた、階段から転げ落ちた、兄弟でぶつかったなど子育てしていると色々なことが起こりますよね。
ここでは、何らかの状況で頭を打った、ぶつけた時にどうしたらいいのかを易しく解説していきます。
頭を打った時の状況は?
頭を打ったり、ぶつけたりした時に重要になるのが、どのような状況で頭を打ったのかってことです。
例えば、約30cmの高さの椅子から頭から落ちたのと、約1mの高さから頭から落ちたのでは、もちろん緊急性や重症度が変わってきます。
ただ、子供が頭を打った時って、ママさんやパパさんは目を離している隙にそうなったって感じのことが多いですよね。
気づいたら頭を抑えて泣いていたってことはよくあると思います。
病院を受診する時は、その衝撃の度合いも含め、検査内容が変わってくることもありますので、わかる範囲で大丈夫なので、どのような状況で頭を打ったのかを把握しておくことも大切です。
頭を打った時の症状は?
頭を打ったり、ぶつけたりした時は、その時やその後の症状が重要となってきます。
受傷した時やその後に、意識は失っていないか、意識が朦朧としていないか、記憶はあるか、元気はあるか、手足はちゃんと動くか、吐いていないかなど、このあたりは得に重要なポイントとなります。
小さなお子さんは機嫌が悪い、ミルクの飲みが悪い、元気がないなどの症状に注意が必要です。
たんこぶくらいなら大丈夫ってわけではないので、年齢が低いと危険な場合がありますので注意が必要です。
目の周りや耳の後ろの内出血や、鼻や耳からの液だれがあるかないかも重要となってきます。
ご両親や一緒にいた方からみてなんか変、いつもと違うと思ったら直ちに病院を受診することをお勧めします。
- 意識を失ったり、記憶がなくなったり、元気がなくなったり、吐いたりした場合などのなんらかの症状があれば病院へ受診した方が安全です!
- いつもとなんか違うなって感じた時も病院受診をお勧めします!
- 意識が朦朧としていたり、手足の動きが悪いとか、目の周りや耳の後ろの内出血、鼻や耳からなんか液体が出るといったような症状がみられていたら直ちに病院へ!
症状から考えられること!
頭をぶつけたりした時の症状で、意識を失ったり、意識が朦朧としたり、吐いたり、元気がなくなったりした場合は、頭の中でなんらかの障害が起こった可能性があるので、病院に受診することをお勧めします。
目の周りや耳の後ろの内出血、耳や鼻からなんか液体が垂れるなどの症状がある場合も骨折が疑われるので受診が必要です。
頭を打った時は、首が頭を支えていますので、首の骨や神経にも損傷が及んでいないかを合わせて見ていく必要があります。
手足の動きが悪かったりした場合は、脳の障害や首の骨や神経を痛めた可能性があるので、この場合は直ちに病院を受診する必要があります。救急車を呼ぶことも一つの方法です。救急隊が頸椎カラーといって、首の障害が悪くならないように首を固定する装具を必要に応じてつけてくれることもあります。
まとめ!
- 頭を打った時やぶつけた時は、どのような状況でそうなったのか重要!
- 意識を失っていたり、ぼーっとしていたり、吐いたり、元気がなかったら病院受診を!
- 手や足の動きが悪い場合は脳以外にも首の骨や神経を痛めた可能性もあり直ちに病院へ!
最後に!
簡単にではありますが、誰にでもなんとなく理解して頂けるように易しく解説してみました。
頭部外傷についての詳細は頭部外傷治療・管理のガイドラインなどをご参照下さい。
子育てママさんやパパさんのお力に少しでもなれれば幸いです。
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