【胸骨圧迫の方法】早期に胸骨圧迫を開始する重要性と社会復帰の実際

【急変時の看護】急変対応!

こんにちは。パッチSmileです!

心肺蘇生では、早期に胸骨圧迫が開始され質の高い胸骨圧迫を実施できているかどうかが重要となります。

人が倒れた時や患者さんが急変した時、早期に胸骨圧迫が開始されたかどうかで患者さんの予後が変わってきます。

大切な人や患者さんの命を守るためにも、早期胸骨圧迫の重要性質の高い胸骨圧迫ついて説明していきますね。

そして実際の臨床から蘇生後に社会復帰はできているのかお伝えしていきますね。

なせ胸骨圧迫を行うのか?

心臓が何かの原因で機能しなくなった場合脳や心臓に血流を送る必要があります。

その方法が胸骨圧迫となります。

胸骨圧迫を行うことによって脳や心臓などへの血流を保つことができます。

心臓が動いていない状態が数分続いてしまうと脳や心臓への血流が途絶え意識が正常に戻らない可能性がでてきてしまいます

なので大切な人や患者さんの命や脳を守るためにも早期に胸骨圧迫を行い脳や心臓などへの血流を送ることが重要です

早期に胸骨圧迫を開始する重要性!

意識がない、呼吸がない、脈がないって人を発見した場合、早期に胸骨圧迫を開始しているかいないかが予後に係わります。

早期に胸骨圧迫を開始していれば蘇生時間にもよりますが、命を救える可能性があります

早期に胸骨圧迫を開始することは脳の機能を維持し社会復帰にもつながります

いつ胸骨圧迫を開始すべきか?

意識のない人を発見して呼吸がおかしい、胸骨圧迫を開始する必要があるのか?

このような判断に迷う時って本当にもう呼吸もおかしい脈もおかしいっていうような時ですよね。

そんな時は迷わず胸骨圧迫を開始して下さいね

胸骨圧迫は救急隊や救命チームなどの応援が到着するまで継続する必要があります

胸骨圧迫を開始すべきかどうなのかの判断についてはこちらに詳しくまとめてありますのでご参照下さいね。

胸骨圧迫の部位!

胸骨圧迫の部位は胸の真ん中の胸骨下半分となります。

質の高い胸骨圧迫の方法!

胸骨圧迫は質が悪いと血流を十分に保つことができません。

質の高い胸骨圧迫の方法!
  1. 胸骨圧迫は少なくとも胸が5cm沈み込む強さで圧迫する。
  2. 1分間に100~120回のテンポで胸骨を圧迫する。
  3. 圧迫を行ったら胸が完全に戻ってから再度圧迫する。
  4. 胸骨圧迫の中断は最小限(10秒以内)に留める。

1人で胸骨圧迫を行っている場合は疲労などにより胸の沈みが悪くなり質が落ちてしまいます

約2分毎もしくは疲労する前に胸骨圧迫を交代してもらって下さいね。

実際に命は救われ社会復帰ができているのか?

早期に胸骨圧迫を開始した症例で、約30分間の心肺蘇生を行い人工心肺装置を回し心臓血管内治療を行った結果、意識も戻り社会復帰につながりました

まとめ!

  1. 大切な人や患者さんに意識や呼吸、脈がない時は早期に胸骨圧迫を開始する!
  2. 胸骨圧迫の部位は胸の真ん中の下半分
  3. 質の高い胸骨圧迫を意識して実施する!
  4. 早期の胸骨圧迫が蘇生の成功や予後につながる

最後に!

ここでは大切な人や患者さんの命を守るためには、早期に胸骨圧迫を開始することが重要であることを説明しました。

胸骨圧迫は慣れてないと実際大変だと思います。このサイトを思い出して胸骨圧迫を行ってみて下さいね。

胸骨圧迫を開始すべきかどうなのかの判断の詳細について再度こちらに載せておきますのでご参照下さいね。

最後までお疲れさまでした。
ゆっくり休んで下さいね。

ぐっすり眠る方法についてこちらに載せておきますのでご参照下さい。

パッチSmile!

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