こんにちは!パッチSmileです。
日本に住んでいると、ほとんどの人は車を運転しますよね。
都会にいれば、電車やバスなどを利用するため、車を運転することはあまりないかもしれません。
車を運転しなくても、電車やバス、タクシーなどに乗車した場合、何等かの原因で交通事故にあうかもしれません。
そんな時、事故の衝撃で頭を強く打つことってよくあるんですよね。
車を運転していた時は、シートベルトに守られ、エアーバッグが作動すれば、頭への衝撃は少なくすむかもしれません。ただ、スピードを出していたり、横転したりした時などは、頭への衝撃が強くなります。
このような場面で、頭を強く打った時、どのような症状が起こり、何をしたら危険なのか、なぜ危険なのか、どうしたらいいのかを易しく解説していきます。
頭を強く打った時の症状は?
頭を強く打つと、意識を失ったり、記憶がなくなったり、頭痛や、吐き気、吐いたり、手足の動きが悪くなったり、そのような症状がみられることがあります。
また、意識がなくなったり、痙攣がおきたりする可能性もあるので注意が必要です。
これは脳になんらかの損傷などにより、起こる症状なので医療機関を受診することをお勧めします。
頭の骨に異常があると?
頭を強く打った衝撃で、頭の骨が傷ついたり、折れたりすると先ほどの症状以外にも色々な症状がみられることがあります。
目の周りや耳の後ろの内出血、耳や鼻からなんか液体が垂れるなど、そのような症状がみられた場合は、頭の骨に何らかの異常をきたしている可能性があるので直ちに医療機関を受診することをお勧めします。
頭を強く打った時は、頭を動かしたら危険!
頭を強く打った時は、頭を支えている首にまで影響を及ぼしている可能性があるので首の骨や神経に注意が必要です。
首の骨や神経を損傷すると、手足などのしびれ、手足の動きが悪くなったり、呼吸が苦しくなったりする可能性があります。これは脊髄損傷といって、病状が悪化すると下半身が麻痺になってしまうこともあります。
頭を動かしてしまうと、首の骨や神経の損傷が進み、病状が悪化し命にかかわることがあります。
なので、手足のしびれや、手足の動きがおかしい、手足の感覚がなんかへん、呼吸が少し苦しいなどの症状がみられた場合は、救急要請をして、頭を動かさずに救急隊の到着を待つことをお勧めします。
救急要請した場合は、必要に応じて救急隊が頸椎カラーといって、首を保護する装具を必要に応じてつけてくれることがありますので、その場で頭を動かさずに救急隊の到着を待つことをが重要です。
まとめ!
- 頭を強く打った時は、頭以外にも首の骨や首の神経に注意が必要!
- 頭を動かすと、首の骨や神経の損傷が進み、下半身の麻痺など、脊髄損傷の恐れがある!
- 救急要請した時は、頸椎カラーといって首を保護する装具を必要に応じてつけくれることがある!
最後に!
基礎疾患などにより、血液をサラサラにするお薬を飲まれている方は、頭を打った時に症状がなくても、時がたつにつれて、頭の中で出血を起こす可能性があります。なので経過を追ってみていく必要があり、何等かの症状が出た場合は、直ちに医療機関を受診することをお勧めします。
交通事故などで、頭を強く打った場合は、頭だけではなく首の骨や神経にも注意が必要なのはご理解頂けたでしょうか?
子供の場合についても、易しくまとめてありますので、こちらも見てみて下さい。
事故にはお気をつけ下さいね。
パッチSmile!
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