新型コロナウイルスにかかったらどうしよう!どうしたらいいの?そんな不安はありませんか?
そんな不安を解消するため、実際にかかった時にどういう流れなのかを解説します。
病院ではどう対応しているのか?それらを知ることで少しでも不安が解消されれば幸いです。
地域や医療機関によっては、対応がこの限りではないことをご了承下さい。
新型コロナウイルスにかかる前!
救急外来を受診した患者さんで多くみる新型コロナウイルスに感染した時の症状としては発熱、だるさ、喉の痛み、咳が出る、味がおかしい、息が苦しい、この症状が結構多いですね。
これらの症状があり、新型コロナウイルスに感染している疑いが強い場合は車で待機、または陰圧室で待機します。陰圧室とは外に汚染された空気を出さずにフィルターを通して喚起されている部屋のことです。他の患者さんと接触しないようにして一通り診察や検査を行います。
COVID-19のPCR検査をした場合は数時間でわかります。休日の検査は翌日になることもあります。
新型コロナウイルスに感染した時の症状の詳細は新型コロナウイルス感染症のサイトやWHOのサイトなどをご参照下さい。
- 臨床での症状は発熱、だるさ、喉の痛み、咳が出る、味がおかしい、息が苦しいが多い!
- PCR検査は数時間で結果がでるが、休日の検査は翌日となることもある!
新型コロナウイルスの検査が陽性になった場合!
新型コロナウイルスの検査を受けて陽性だった場合は、症状が軽ければ自宅などでの待機となります。息切れなどの症状があり酸素などの治療が必要であれば入院の方向となります。
軽症の場合!
軽症は点滴や酸素などの治療の必要がない患者さんとなります。基本は自宅待機になりますね。自宅待機ですが定期的に医師の診察があります。地域によって方法や内容が変わりますが、具体的に言うと病院を受診し陰圧室などで、順番での診察となります。新型コロナウイルス陽性患者さんの多い日は診察が深夜までにおよぶこともあります。
診察時に病状が悪くなってた場合は入院の方向となることがあります。
自宅などで待機していて症状が急激に進行した場合は救急車を呼んですぐに病院を受診する必要があります。救急車で運ばれてくる新型コロナウイルス陽性の患者さんは、他の救急患者さんとは別に、そのまま陰圧室での対応となり入院となります。
- 軽症は点滴や酸素などの治療の必要がない患者さん!
- 軽症は基本的に自宅などでの待機となり定期的に診察を受ける!
- 病状が悪くなったら入院となる可能性がある!
中等症の場合!
中等症は点滴や酸素が必要な患者さんとなります。中等症の場合は陰圧で管理された一般病棟への入院となります。陰圧室での対応をしていますが、陽性者の数が増えた場合は、一つの病棟を新型コロナウイルス陽性患者さんの病棟として対応していることもあります。
入院した場合は、ほとんどの病院が面会は基本的に禁止となっています。
家族や友人などとの連絡はスマホなどでの電話だったり、テレビ電話を使って連絡をとることも可能です。これは医療機関によっても異なります。
- 中等症は点滴や酸素が必要であり入院となる可能性がある!
- 入院の場合は一般病棟となり面会は基本的に禁止の病院が多い!
- 家族や友人への連絡は病院によりますがスマホなどを使って可能!
重症の場合!
重症は呼吸器や全身管理が必要な患者さんとなり集中治療室へ入院となります。
酸素投与しても十分に換気できない場合、気管へ管を入れ人工呼吸器での管理となります。この時は意識をなくすお薬を使っていることが多く苦痛を感じることが少ないです。
また、病状に応じてECMOと呼ばれる人工的な肺を使って治療を行うこともあります。病状が改善されればECMOは離脱となります。
- 重症は集中治療室に入院となる!
- 人工呼吸器やECMOなどでの治療となり病状が改善されれば離脱となる!
まとめ!
- 新型コロナウイルスに感染した患者さんの症状は発熱、だるさ、喉の痛み、咳が出る、味がおかしい、息が苦しいが多いです!
- 軽症の場合は基本的に自宅待機となります!
- 自宅待機となった場合は定期的にメディカルチェックを受けます!
- 点滴や酸素が必要となった場合は入院となる可能性があります!
- 重症となった場合は人工呼吸器やECMO使うこともあります!
最後に!
地域や医療機関によって、対応がこの限りではないことをご了承下さい。
重症度の分類などの詳細は、厚生労働省のサイトなどをご参照下さい。
軽症者等に係る自宅療養の実施に関する留意事項など詳細は厚生労働省のサイトなどをご参照下さい。
新型コロナウイルスに感染して自宅待機となった場合、SPO2の見方や症状の進行など、緊急度の判断について、まとめてありますので、こちらも見てみて下さい。
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