こんにちは。パッチSmileです!
救急外来では心筋梗塞や不整脈によりショック状態になって運ばれてくる患者さんが少なくありません。
病棟でも心筋梗塞や不整脈を急に発症しショック状態となることがあるかと思います。
ここでは心原性ショックの観察や対応について説明していきますね。
心原性ショックとは?
心臓に何らかの異常が生じ心拍出量が低下して起こるショックのことです。
心原性ショックの原因疾患!
心原性ショックの観察!
胸痛などの胸部症状や頸静脈の怒張がみられた場合は心原性ショックに注意が必要です。
バイタルサインでのショック徴候は頻脈や徐脈、血圧低下や頻呼吸です。
ショックの5徴候や呼吸回数の増加はショックのサインです。
ショックの5徴候と呼吸回数の増加によるショックのサインについてはこちらをご参照下さい。
心原性ショックの対応!
モニタリングを行いバイタルサインを継続的に観察していきます。
ショックの対応としては、A(気道)B(呼吸)C(循環)の管理が重要となります。
99%成功する末梢静脈ルート確保の3つの条件についてはこちらをご参照下さいね。
心原性ショックの治療!
心原性ショックの第一選択薬はカテコラミン(ドブタミンやノルアドレナリンなど)です。
原因疾患により治療が異なります。
まとめ!
- 心原性ショックは心臓に何らかの異常が生じ心拍出量が低下して起こるショックのこと。
- 心原性ショックはABCの管理を行い原因疾患の治療につなげる!
- 心原性ショックの第一選択薬はカテコラミン!
最後に!
ここでは心原性ショックの観察や対応について説明しました。
ショックは原因によって治療が異なります。
吐血や下血による出血性ショックについてはこちらをご参照下さい。
敗血症性ショックの対応についてはこちらをご参照下さい。
今日もお疲れ様でした。
ゆっくり休んで下さいね。
パッチSmile!
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