【ショックの4分類】ショックを見抜く観察とは?種類と対応の仕方!

【臨床で役立つ】看護知識!

こんにちは。パッチSmileです!

ショックって良く聞きますよね。

ショックは原因によって
種類が異なります

ショックの種類によって
対応が変わります

ここではどのようなショックがあるのか。
ショックの4分類について説明していきますね。

ショックとは?

ショックの定義!

ショックとは、全身の循環障害によって組織における酸素需給のインバランスが生じ、重要臓器のエネルギー需要を満たすことができなくなり、生体機能に異常が生じる病態と定義されています。

主要臓器の循環障害をきたすとショックと言えます。

ショックを見抜く観察とは?

ショックにいち早く気づくためには呼吸回数の観察が重要となります。

呼吸回数の増加は循環不全を示唆します。

ショックを見抜くにはショックの5徴候の観察も重要となってきます。

呼吸回数の増加やショックの5徴候についてはこちらをご覧ください下さいね。

ショックの4分類!

ショックは大きく分けて4つに分類されています。

ショックの4分類!
  1. 循環血液量減少性ショック
    (出血性ショックなど)
  2. 血液分布異常性ショック
    (敗血症性ショック、アナフィラキシーショックなど)
  3. 心原性ショック
  4. 閉塞性ショック

循環血液量減少性ショックとは!

脱水や出血により体液量が減少すると起こります。

消化管出血外傷産科出血、大動脈瘤破裂などが原因となります。

吐血や下血による出血性ショックの観察や対応についてはこちらをご覧下さいね。

血液分布異常性ショックとは!

脳や心臓、腎臓などの主要臓器に適正な血液分布が行われないことで起こります。

細菌感染アレルギー脊髄損傷などが原因となります。

敗血症性ショック、アナフィラキシーショック、神経原性ショックがここに含まれます!

敗血症性ショックの観察や対応についてはこちらをご覧くださいね。

アナフィラキシーショックの観察や対応についてはこちらをご覧くださいね。

心原性ショックとは!

原発性心疾患に起因して心拍出量が低下することで起こります。

心筋梗塞不整脈などが原因となります。

心原性ショックの観察ポイントと対応についてはこちらをご覧くださいね。

閉塞性ショックとは!

血管などの閉塞により心拍出量が低下するために起こります。

緊張性気胸心タンポナーデ肺血栓塞栓症などが原因となります。

緊張性気胸による閉塞性ショックの観察や対応についてはこちらをご覧くださいね。

まとめ!

  1. ショックの4分類
    循環血液量減少性shock!
    血液分布異常性shock!
    心原性shock!
    閉塞性shock! 
  2. ショックの種類によって、観察や対応方法が変わる

最後に!

ここでは、ショックの代表的4分類についてまとめました。

ショックは進行すると命に危険が伴い心肺蘇生が必要になる場合があります

ショックにより状態が悪化すると、心肺蘇生が必要になることもあります。

胸骨圧迫についてはこちらをご覧下さい。

気管挿管の介助についてはこちらをご覧下さいね。

心肺蘇生法についてはこちらをご覧くださいね。

パッチSmile!

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