こんにちは。パッチSmileです!
看護職本当に大変ですよね。
毎日お疲れ様です。
自分のペースで無理なく頑張りましょうね。
急変時の対応は①巻からスタートして今回で⑤巻になりました。
最後に①~④までリンクを貼っておきますので、そちらもあわせてご覧くださいね。
それでは本題に入ります!
心肺蘇生中は、なぜ心停止に至ったのか原因を検索する必要があります。
ここでは、心肺蘇生中に聴取すべき病歴SAMPLEと、治療可能な原因5H5Tについて説明していきます。
心肺蘇生中に聴取すべき病歴SAMPLEとは?
心肺蘇生中は、治療につなげていくために原因を考えていく必要があります。
心肺蘇生中は、蘇生に専念することは勿論のこと、蘇生を行いながら情報を収集し、心停止に至った原因を検索していく必要があります。
患者さんの情報を知っているスタッフや家族、カルテなどから情報を収集します。
とるべき情報は頭文字をとったSAMPLEと呼ばれるている病歴を聴取する必要があります。
SAMPLEを聴取することによって、何で心停止に至ったのか疑わしい原因を判定するのに役立ちます。
心肺蘇生後の治療可能な原因5H5Tとは?
心停止の一般的な原因として5H5Tがあり5H5Tは治療可能な原因とされています。
治療可能な原因の頭文字をとって5H5Tとなっています。
SAMPLEの病歴聴取と治療可能な原因5H5Tを合わせて考えながら原因検索を行っていく必要があります。
SAMPLEでの病歴聴取や治療可能な5H5Tを踏まえて検査結果などから迅速に治療へ繋げていく必要があります。
治療可能な原因の対応について!
循環血液量減少による心停止!
原因の1つに出血性ショックがあります。
吐血や下血による出血性ショックの対応についてはこちらをご参照下さいね。
閉塞性ショックによる心停止!
原因の1つに緊張性気胸があります。
緊張性気胸の対応についてはこちらをご覧下さい。
心原性が原因で心停止に至った場合!
心原性ショックの対応についてはこちらをご覧下さいね。
原因によって治療が異なりますので、原因に合わせて医師の指示のもと治療の介助を行って下さいね。
まとめ!
- 心肺蘇生中に聴取すべき内容は病歴SAMPLE!
- 心肺蘇生において治療可能な原因は5H5T!
- SAMPLEと5H5Tを踏まえて原因検索を行う!
- 原因によって治療が異なるので原因に合わせて治療の介助を行っていく!
最後に!
ここでは、急変時の対応⑤巻として心肺蘇生中に聴取すべき内容と原因検索について説明しました。
急変時の対応①巻では、倒れている人を発見した時に心肺蘇生が必要かの判断BLSアセスメントについて説明しています。
急変時の対応①巻についてはこちらをご覧下さいね。
急変時の対応②巻では、早期の胸骨圧迫の重要性について説明しています。
急変時の対応②巻についてはこちらをご覧下さいね。
急変時の対応③巻では、緊急除細動の適応と対応の仕方、非同期電気ショックについて説明しています。
急変時の対応③巻についてはこちらをご覧下さいね。
急変時の対応④巻では、心電図波形AsysとPEAの対応の仕方について説明しています。
急変時の対応④巻についてはこちらをご覧下さいね。
最後までお疲れ様でした。
ゆっくり休んで下さいね。
パッチSmile!
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