こんにちは。パッチSmileです!
入院中の患者さんが突然大量に吐血や下血したって時たまにありますよね。
吐血や下血を主訴に救急搬送されてくる患者さんもいると思います。
何を観察してどう対応すればいいの?
そんな疑問に答えていきます!
ここでは、吐血や下血した患者さんの看護対応について説明していきますね。
【吐血や下血した患者さんの重要な看護観察!】
吐血や下血をした患者さんと出会ったら、出血性ショックに注意して対応していく必要があります。
急変に備えた観察すべき内容!A(気道)B(呼吸)C(循環)の観察は最優先となります。
バイタルサインは勿論のことショックの5徴候がないかも併せて観察していきます。
ショックの5徴候についてはこちらをご参照下さいね。
循環不全を示唆する呼吸数の増加や意識レベルの低下、shock指数も観察していく必要があります。
呼吸数の増加や意識レベルの低下は危険なサイン、shock指数についてはこちらをご参照下さいね。
【吐血や下血した患者さんの迅速な看護対応!】
吐血や下血患者さんと出会ったらバイタルサインの継続的な観察が重要となります。
脈拍が増えて血圧が下がったりした場合shock指数でもわかるように緊急性・重症度が上がります。
- 出血の治療は止血と輸血が最重要となります。
- 出血による血圧低下の治療は昇圧剤ではなく輸血となります。
止血に対しては緊急内視鏡に備える必要があります。
看護対応としては緊急輸血に備えて迅速に末梢静脈のルート確保が必要となります。
99%入る末梢静脈ルート確保についてはこちらをご参照下さいね。
大量吐血や下血した患者さんの発見から治療までの看護対応!
まとめ!
- 吐血や下血した患者さんと出会ったら、shockを意識して観察を行う!
- 吐血や下血がみられたら、輸血を視野に入れ採血と末梢静脈ルート確保を行う!
- 吐血や下血の根本的な治療は止血となる!
- 緊急内視鏡を視野に入れて準備や対応を行う!
最後に!
ここでは吐血や下血などで出血している患者さんの発見から治療まで急変に備えた対応についてまとめました。
吐血や下血の看護③巻!出血性ショックの対応についてはこちらをご覧下さい。
最後までお疲れ様でした。
ゆっくり休んで下さいね。
パッチSmile!
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